上大岡のやさしい歯医者 : 〒233-0001 横浜市港南区上大岡東2丁目42-22

お電話でのご予約/お問い合わせ

お電話でのご予約/お問い合わせ045-370-7816

上大岡のやさしい歯医者 上大岡にしだ歯科クリニック

症状別一覧出っ歯(上顎前突)

出っ歯(上顎前突)について

出っ歯(上顎前突)になる原因

まずは子供の頃の癖などが問題となる事が考えられます。指しゃぶり、下唇を噛む癖、口呼吸、赤ちゃんの時の飲み込み癖が残っているなどの場合です。
また、吹奏楽(特にサックス、クラリネット)などでも同じように力が掛かるので、出っ歯や開咬になりやすくなる可能性が考えられます。
また、骨格的な事が考えられます。

・単純に上顎が平均よりも成長しすぎている場合
・上顎は平均的な大きさだが、下顎の成長が弱い(劣成長)で見た目が出っ歯
・また、上記の2つが合わさったもの

など、いろいろな原因が考えられ、またそれにより治療法も異なるので、しっかり検査を行い、原因を突き止め治していきましょう。

出っ歯(上顎前突)を矯正する際の矯正方法

子どもの時期で悪習癖(指しゃぶり、口呼吸など)が原因の場合は軽度のものであれば、それが改善されるだけで、自然と治るケースもあります。
また、唇の力が弱い場合、ベロに押されて上顎前突や開咬(前歯がかみ合わない)状態になる事があります。この場合は筋機能療法などによって口の周りの筋肉を鍛えることによって改善をはかります。
子どもの場合、歯槽性(歯の角度などに原因)の場合はマルチブラケット装置での矯正が可能です。子どもの場合で、骨格性(骨の成長などに原因)の場合はヘッドギア、アクチバトール、バイオネーター、フレンケルなど、状態により様々な装置を使用します。
成人矯正の場合は、マルチブラケット装置を使用します。成人矯正において骨格性(顎変形症)によるものは外科処置になる可能性があります。

 

 

出っ歯(上顎前突)の症例

①症例

22歳9ヶ月女性、診断名Angle2級上顎前突。
マルチブラケット装置を用い、智歯を抜歯し治療した。

 

 

主訴前歯が前に出ている
治療期間1年3ヶ月(通院回数:15回)
治療費835,000円
治療のリスク齲蝕の罹患リスクの上昇、矯正力による歯根吸収

矯正歯科治療について

矯正歯科治療は公的保険適応外の自費診療です。

一般的な治療期間
(1カ月に1度通院した場合)

矯正歯科治療に伴う
一般的なリスクや
副作用について

  • 最初は矯正装置による不快感、痛み等があるものの、数日から1、2週間で慣れることが多いです。
  • 歯の動き方には個人差があるため、想定した治療期間が延長する可能性があります。
  • 装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院等、矯正治療は患者さんの努力が必要となります。それらが治療結果や治療期間に影響します。
  • 治療中は、装置が付くため歯が磨きにくくなります。むし歯や歯周病のリスクが高まるため、丁寧なブラッシングや、定期的なメンテナンスが重要になります。また、歯が動くと隠れていたむし歯が見えるようになることもあります。
  • 歯を動かすことで歯根が吸収して短くなることがあります。また、歯ぐきがやせて下がることがあります。
  • ごくまれに歯が骨と癒着し、歯が動かないことがあります。
  • ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受け、壊死することがあります。
  • 矯正治療中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  • 矯正治療中に「顎関節で音が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
  • 様々な問題による影響で、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
  • 歯の形を修正や、咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  • 矯正装置を誤飲する可能性があります。
  • 装置を外す際、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  • 装置を外した後、保定装置を指示通り使用しないと後戻りの生じる可能性が高くなります。
  • 矯正治療中や矯正治療終了後に、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
  • あごの成長発育により咬み合わせや歯並びが変化する可能性があります。
  • 治療後に親知らずが生え、凸凹が生じる可能性があります。加齢や歯周病等により歯を支えている骨がやせると咬み合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
  • 矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

薬機法において
承認されていない
医療機器について

  • マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
  • マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)はアメリカのアラインテクノロジー社の製品の商標です。インビザラインジャパン社を介して入手しています。
  • 国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
  • マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)は1997年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
  • マウスピース型矯正装置(製品名インビザライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。